先日リリースされたLinux Mint 17.2をEee S101Hに入れた時のメモ
■PCの状態メモリ:2GB(換装済み)
HDD:SSDへ換装済み(WinXPはHDD毎保管・・)
- インストール手順
■公式サイトからディスクイメージ取得
公式ダウンロード(MATE版:32Bit)
■余ってた8GBのSDXCカードにDDで書き込み
Silicon LinuxさんのDD for Windows等を使用
■BIOS設定変更
起動時にSDXCカードをSSDよりも先に読み込むように設定
■起動後
インストール時に必要なものを自動でダウンロードするために
無線LANを設定、接続
(インストール後自動的に設定が保存される為、便利)
■画面の案内に沿ってインストール
キーボード設定:OADG 109キーボード選択
パーティション設定等は空のSSDの為、自動割当
※Windowsとデュアルブートにしたい方などは消えないように
他のオプションも要件等
ホームディレクトリの暗号化は無し(復旧が難しくなる為)
■アカウント設定
インストール時のアカウントは唯一のrootアカウント(管理者)
となり、あとから変更とかは面倒になるので慎重に考えて設定
- 設定
■各種ユーザーディレクトリ(フォルダ)を日本語から英語化
ターミナルから作業する用(使わない人はスルー)
注意:sudoは絶対にしない事、ユーザーアカウント毎の設定なので、sudoをしないように注意。場合によりディレクトリが丸々消えて無くなる場合有り。
●コマンド(日本語>英語)
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
●コマンド(英語>日本語)※LANG=Cを付けないだけでOK
xdg-user-dirs-gtk-update
■上手く変更されない場合&変更結果がターミナルに出ない場合
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update --force
※--forceを付けて実行
- 日本語入力設定
標準でデスクトップはほとんど日本語化されているが、入力用のIMEが日本語対応していないのでインストール
使用したのはなんだかんだでこなれてる:UIM+mozc
インストール自体はメニュー>コントロールセンター>LanguagesからInput methodのページからUIMの欄のAdd support for UIM
をクリックして指示通り進めて待つだけでOK。mozcも一緒にインストールされるのですぐに日本語入力ができるようになる。 - ログイン画面の変更
標準のログイン画面(HTML)を利用したものは非常に重いので、
GDMを利用したものへ変更 - ロゴとログイン画面の変更(オリジナルカスタマイズ)
自作したロゴに変更
ロゴの変更方法などは別途、Linuxの萌え化等を行っているサイトに詳しく載っているので参考に・・・。moebuntu wikiさんとか・・。
- Eee-Controlのインストール
ファンが全力で回り続けるので、自動抑制のためにEee-Controlをインストールする。
パッケージ:eee-control_0.9.7.0_all.deb(i386版)
必須追加パッケージ:python-central_0.6.17ubuntu2_all(i386版)
上記2つをダウンロード後、ダブルクリックからパッケージマネージャーでインストール。
インストール後、下記設定ファイルにモデル名の追加
※S101HおよびS101は1002HAと制御できる構成や、発売時期がほぼ同じ為下記の設定でOK
ファイル: /usr/lib/python2.7/dist-package/EeeControl/models.py
MODEL_MAP = {
…省略…
”S101”: EeePC1002HA,
}
注意:ファンの回転数を見る限り正常に動いているのだが、タスクバーにアイコンが2つ並ぶ上に、片方はマウスを合わせるとDaemonが動いてないとエラーを表示する。これは直し方がわからなかった。
直し方わかる方いたら教えてほしい・・・:(;゙゚'ω゚'): - 豆知識
縦解像度の低いS101の場合、設定ウィンドウの下部にあるOKボタンなどが画面下に隠れて見えない場合がある。その時は、Altキーを押しながらウィンドウをドラッグするとウィンドウをどこでもつかんで移動することができるので、OKボタンなどを押せるようになる。